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勝利まで粘り強く闘う
8月2日~18まで、関生支部執行委員2名で新基地建設阻止の闘いに参加するため沖縄県名護市辺野古に行ってきました。最初の1週間は在日米軍海兵隊基地であるキャンプ・シュワブのゲート前での闘いに、その後はカヌー隊として海での闘いに参加しました。 |
ゲート前で熱い闘い
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ゲート前では、炎天下の中、連日100名を超える市民が集まり抗議の声を上げていました。
ここでは、工事車両の出入りを遅らせる闘いが展開されていました。当初は工事車両をストップさせようと道路上で座り込むなど激しく抵抗していましたが、警察・機動隊の介入を招くので方針転換。 |
ゲート前にしかれた鉄板(*)
基地のゲートは、写真の右奥にある
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基地に出入りする工事車両に対して、プラカードを掲げながら「工事に協力するな!」などとシュプレヒコールを上げました。
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福島瑞穂氏とシュプレヒコール
海ではカヌーで抗議
一方、海では大きく工事が動き出しました。台風が去った13日、沖縄防衛局は浮桟橋を再設置。14日からはブイ・フロートが、17日にはスパット台船が設置され、18日からボーリング調査が開始されました。
私たちは12日にカヌーの練習を行い、翌日からカヌー隊の一員として行動しました。最も激しい攻防となったのは15日です。朝、辺野古の浜に行くと、すでに海上保安庁(海保)の黒いゴムボートがずらりと並んでいました。こちらはブイ設置を阻止するために9艇のカヌーが海へ。ポイントに着くと、10艇以上の海保ゴムボートがカヌー隊を取り囲みました。ブイ設置を止めようとしたところ、海保によってカヌーが一斉に拘束。「安全確保」を名目に抗議行動が一方的に制限され、その間にブイ・フロートが設置されてしまいました。
IWJ_okinawa1 さんの投稿
18日からボーリング調査が開始されていますが、8月21日現在で調査は陸地付近の2地点に限られています。今後予定されている陸地から遠い海域での調査では、必ず攻防戦になります。日本政府は「工事は着々と進んでいる」としきりに宣伝していますが、現在は「調査段階」。そんなに簡単に埋め立てが始められるわけではないのです。
11月に沖縄県知事選
さらに11月には沖縄県知事選があります。現時点では公約を破棄して埋め立てを承認した仲井真知事にとって非常に不利な状況です。安倍政権は選挙で敗北した場合でも後戻りできないよう、今のうちに工事を進めようと躍起になっています。
しかし、機動隊や海保職員をガードマンのように使って工事を強行する政府の姿勢に、沖縄県民はもちろん、平和を求める全国の市民の怒りは一層燃え上がり、闘いの輪は確実に広がっています。
日米両政府との闘い
「命を生み、育てる海を人殺しの基地に変えてはならない」。日米両政府との闘いは、これからが正念場です。
辺野古 Wikipedia
(*)鉄板を設置を伝える琉球新報社 続報
IWJ_okinawa1 さんのライブ履歴
辺野古新基地 軍港を併設 琉球新報 2014年9月13日報道
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