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原水爆禁止2010世界大会が、8月2日から9日にかけて広島と長崎で開催されました。今年は6日の式典に、原爆投下国の米ルース駐日大使や潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が出席、国民の関心を呼びました。生コン支部からは、代表2名が4日~6日の世界大会/広島に参加しました。初日の4日は、全国の労組が結集し「折り鶴平和行進」が行われ、65年前原爆が投下された広島市内をデモ行進しました。5日の分科会では、今後の六カ国協議で北東アジアの核の脅威を取り除くことが重点課題と聞きました。さらに戦争して儲けるといった考えをなくし、そんな予算があるなら、生活に困っている人に使うなど、人にやさしい世の中にしなければならないと思いました。 6日、被爆から65年になる原爆の日を迎えました。今年は、原爆を投下した米国ルース駐日大使・核兵器を保有する英仏両国代表・国連事務総長潘基文が初めて参加し、過去最多となる74ヵ国の代表者が集まり、核廃絶の国際機運の高まりが見える式典でした。原爆ドームとはウィキペディア
午前8時に始まった式では、原爆死没者の累計が26万9464人と報告され、菅首相・潘基文国連事務総長や各国代表者が、慰霊碑に献花しました。原爆が投下された8時15分「平和の鐘」が鳴らされ式典参加者全員で黙祷しました。 秋葉広島市長からは平和宣言が発せられ、日本政府に核兵器廃絶の主導的役割を果たすよう訴えました。 その後平和の誓いが子どもの代表から読み上げられ、最後に菅首相と潘基文国連事務総長が、核廃絶実現にむけて努力していく決意を表明しました。
新聞記事には、今年3月末現在、被爆者健康手帳をもつ人は、22万7565人と書かれてました。今後私は、核兵器のない世界を1日も早く実現させる事を胸に重く受け止め、活動をしていきたいと思いました。 くさり NO.737より |