小企業組合総合研究所主催 経営者セミナー開催
「発想の転換~見方・やり方・考え方カエル~」 黒田クロ講師

2月19日、協同会館アソシエで漫遊書家・イラストレーターの黒田クロ氏を講師に迎え、一般社団法人中小企業組合総合研究所主催の第8回経営者セミナーが行われた。
● さまざまな手法で講義
今回、黒田クロ氏が行った講演のテーマは「発想の転換~見方・やり方・考え方カエル~」。講師は、紙と鉛筆を用いたり、身体を動かしたりと、様々な手法を取り入れ、節々に言葉遊びを交えた人生訓が散りばめられていた。
例えば「皮肉という言葉は皮と肉。骨がない。骨のない人間が皮肉を言われる。骨のある人間は倒れない。それが人生のコツ」といった具合である。
「縁」を失わないための「意識」が重要
中盤では聴衆全員を立ち上がらせ、何気ない手の繋ぎ方や集団行動から、人間社会は「縁」で成り立っていることを強調し、少しの変化に気付いて大切な縁を失わないためには、一人一人の「意識」が重要であると結論付けた。
世界で日本の幸福度は
最後に、組合総研代表理事でもある関生支部武執行委員長が講演内容を受けて総括を提起。人間は感情の 動物であり、存在が意識を決定する。
世界標準では健康、富、教育の3つで幸福を測るが、いずれの基準でもトップクラスであるはずの日本は幸福度で90位。
ブータンを例に、共生協同の社会を目指すことが大切であると結んだ。
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