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7月1日、協同会館アソシエにて「協同会館アソシエ開館5周年記念行事」が行われた。当日は、生コン関連業界の労働組合団体や会社関係者、学識者・議員・地域住民など250名が会場を埋め尽くした。 |
協同会館アソシエ |
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門真市会議員・戸田ひさよしさん |
一部では、「排外主義と闘う」をテーマに人権シンポジウム(パネルディスカッション)が行われた。
ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク(のりこえねっと)共同代表・辛淑玉さんと門真市会議員・戸田ひさよしさん、同会館代表・武建一さんの3名がパネラーとして登壇。
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辛淑玉さん |
辛代表は、「のりこえねっとを立ち上げて1ヵ月の間に送られてきた嫌がらせメールは20万450件。メールには『さっさと半島に帰れ、生ゴミ』などと書かれ、無言電話は鳴り止まなかった」と語った。
また、嫌韓グループを中心として行われているヘイトスピーチでは、「殺せ殺せ朝鮮人」と町中で合唱。「朝鮮人の女はレイプしても良いんですよ、こいつらはみんなガス室に」と発言し、「こいつはチョンですよ、チョンですよ」と若い女性が日本の旗を持って差別を扇動するなど、醜悪で恐ろしい現状が報告された。
彼らのターゲットは、在日韓国・朝鮮・中国・反原発・婚外子・沖縄であり、安倍政権がこれまで抑圧し、日本に居住しているにも関わらず無視・放置してきた人たちだ。
戦争できる国作りを目指す安倍政権の先兵としてヘイトスピーチはある。そして彼らは
「表現の自由」に守られている。しかし、政府は弱者を守ってはくれないのだ。日本の実態をリアルに語るパネラーからの報告を参加者たちは食い入るように聞き入った。
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武建一さん |
二部では、記念式典・懇親会が行われた。主催者からの挨拶では、武代表が会館建設までの苦労と建設以降の運動の広がりを語った。
その後、各界からお祝いの言葉が贈られ、グリーンセンター中西理事長の音頭で乾杯し歓談。アソシエ会館の5周年に相応しい有意義なひとときを過ごした。
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