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11月6日~10日に韓国を訪問し、韓国民主労総設立20年目の全国労働者大会をはじめ、建設労組各地域支部との交流や課題別学習会など様々な取り組みに参加した。「戦争と女性人権博物館」では、戦時中に日本政府が設けたとされる軍の慰安所での性暴力問題の学習会に参加。 |
韓国の仲間とデモ行進 |
また、1964年から80年代の軍事政権下に九老(クロ)輸出産業工業団地で働いた勤労青年達の生活と組合決起した若者達の闘いを再現する「体験館」を訪問した。戦時体制下で地獄の苦しみを経験したハルモニ達の歴史と軍事政権下の若者達の闘いと生活に触れた。
9日には仲間とともにデモ行進しながら労働者大会に合流。大会には3万人以上が結集し、体の芯までこの大会を堪能した。

韓国ではパク・クネ政権が労働基本権を剥奪し、一方では富裕層を優遇。また監視強化で民主主義を根底から破壊しようとしている。政権発足後、鉄道や医療を民営化し、公共サービスの民営化にも着手。労働者の非正規化を進めている。他方、日本ではメディアによる韓国・共和国バッシングがあふれている。
日本帝国主義によるアジア侵略の事実を受け止め、労働運動を通じて次世代に伝えていくこと、脱監視・言論民主主義の社会を確立することが必要であると改めて考えさせられた。
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