岩国基地強化に反対する圧倒的な民意を無視して、日米両政府はオスプレイの運用拠点化、愛宕山米軍住宅建設の開始、普天間基地からの空中給油機ＫＣ-１３０の移駐など、基地強化を次々と推し進めてきた。

また、２０１７年には厚木基地から空母艦載機59機の移駐と最新鋭ステルス戦闘機Ｆ35の配備を狙っている。それは、岩国基地を北東アジア最大規模の米軍基地へと変貌させ、日米の侵略戦争準備を強めるものである。それと同時に騒音や米軍犯罪に苦しめられてきた住民に対して、さらなる苦難を強いるものだ。
私たちは、民意を踏みにじる日米両政府の策動を弾劾し、岩国市民の闘いへの支援・連帯の運動をさらに推進する。そして、岩国基地強化に反対する闘いを、全国、そしてアジア・太平洋の民衆運動の共通課題へと押し上げていこう。
　

参考

米軍基地に反対しているのは、岩国だけではない。

普天間移設問題・辺野古新基地関係のニュース　沖縄タイムス