
5月22日、労働運動の再生を目指す懇談会が主催して、エルおおさかで介護保険重要学習会が開催された。
●● 介護保険制度の改悪 本質を見抜く学習会 ●●
今年4月に介護保険制度が、また改悪され、問題点について、介護労働者及び事業者向けに学習会を行い理解するために企画された。
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学習会の講師には、大阪社会保障推進協議会の介護保険対策委員である日下部さんを招き介護保険の実態や今改正での問題点などを講義してもらった。
懇談会に参加する労働組合から医療介護職場の労働者を中心に総勢100名を超える参加者で会場は埋め尽くされた。 |
講師の日下部先生 |
冒頭に日下部さんは「介護保険は詐欺である」とし、その内容を説明し始めた。また、これでは介護労働者の処遇改善などあり得ない中身や、一番ひどいことだとしたのが介護利用者への負担が軽減されない点である。
高額所得者に有利なシステムを国民に押し付ける内容には、国民を騙し、法律化することはあらゆる分野でも行われてきているが、まさに介護保険の本質を見抜くための重要な学習会であった。
最後に同実行委員会では介護部会として労働組合の共闘を拡大していくために今後も継続した労働者向け学習会や交流会、行政に対する取り組みを進めていくことを確認し終了した。
参考
介護保険制度改革の概要PDF 厚生労働省
介護保険制度改正で私たちの生活はどう変わる? SUUMO介護ホームページ |