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水も空気も
汚染させないで
さよなら原発関西アクション
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福島原発事故を教訓に |
3月13日、大阪市北区中之島の大阪市中央公会堂で「さよなら原発関西アクション~NO!高浜原発再稼働 『もんじゅ』を廃炉に!~」が開かれ1300人の市民が参加しました。 |
集会の初めに、ストップ・ザ・もんじゅ池島芙紀子さんが「全国各地で脱原発の運動は拡がっている。若狭の全原発・全国の原発を止めるのはもうすぐ。粘り強く希望を持てたたかおう」と挨拶されました。
武藤類子さん(福島原発告訴団団長、原発事故被害者団体連絡会共同代表)や広瀬隆氏(ノンフィクション作家)から福島の現状や問題などの講演が行われました。
労働者に被曝労働させ、住民を強制帰還させる
福島原発事故から5年。事故はいまだ収束せず、日々大量の汚染水が発生しています。事故収束に携わる労働者は、高線量下で極めて過酷な被曝労働を強いられています。
広範囲で「放射線管理区域」レベルの汚染が続いて、被災地の子どもたちに甲状腺がんが過剰発生し、震災関連死者が2000人を超えています。
しかし、国は福島の人々の苦悩や怒りを無視し、強制帰還で被曝強要政策を押しつけています。国は事故の被害者を切り捨てる動きと原発再稼働を一体で強硬に推し進めています。
一方で、大津地方裁判所は高浜原発3・4号の運転差し止めを命ずる仮処分決定を下しました。運転中の原発を止めた画期的決定です。基準値振動の過小評価など、安全は確保されていません。
また、国は、高浜原発の避難計画について、要援護者の避難など多くの問題が山積みにしたまま了承しています。福島原発事故の教訓を全く顧みない安全無視の姿勢を許すことはできません。若狭の原発で大事故が起これば、福井・関西をはじめ広範な地域、そして命の水瓶である琵琶湖の放射能汚染は避けられません。
文部科学省は高速増殖炉「もんじゅ」についても、新たな運営主体を探すとし、あくまでも存続を図ろうとしています。しかし、もはや運営主体となりうる組織はありません。
実用化の見通しも全くない、無駄で超危険な「もんじゅ」は直ちに廃炉とすべきです。
Twitter さよなら原発 関西アクション
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