報道されていない真の姿の共和国を見る
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4月27日~5月3日、近畿地本・トラック支部・関生支部から3名が、「日朝友好なにわの翼」の一員として朝鮮民主主義人民共和国(以下、共和国)を表敬訪問しました。
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訪朝団メンバー |
今、日本の報道機関は、共和国の人工衛星ロケットを「ミサイル」と言い換え、朝鮮半島の軍事的緊張を煽り、共和国バッシングを強めています。
この訪朝団は、日本では報道されない、共和国の真の姿を見て、それを持ち帰り、多くの日本人に植え付けられている間違った共和国の印象を少しでも払拭して、日朝の人々が互いに交流して友好を深めていくことを目的にしています。
今回は日朝市民連帯・大阪の有元顧問をはじめとする総勢10名で訪朝しました。
私たちが首都・平壌に到着したのは4月28日の夕方でした。現地案内係である朝鮮対外文化連絡会の李研究員・桂局員の出迎えを受け、空港から移動するバスのなかから平壌市内を見ながら、様々な説明を聞きました。
そのなかで今回の訪朝が36年ぶりに開催される朝鮮労働党大会(第7回大会)に伴う70日間のキャンペーン中であることを知りました。平壌の街のいたるところに党大会を広報する看板が掲げられ、広場では多くの人々が催し物の練習をするなど、街全体が活気づいていました。

私は、共和国の人々の表情の明るさ、共和国建国の父である金日成主席の生家である万景台を訪れた時に見た敬愛の心、建国の魂の象徴である主体(チュチェ)思想塔などからこの国の力強さ、パワーを感じました。
「脅威」を誇張して国民に刷り込みを
今年に入り、米国と韓国が軍事境界線付近で挑発的な大規模軍事演習を展開し、共和国に圧力をかけています。二分された朝鮮民族の悲願である祖国統一は一日も早く実現されるべきです。
ところが、米国は軍事力で朝鮮民族の心まで押さえつけようとしています。
そして、日本でもこの軍事演習の本質が伝えられていません。しかし、共和国は米国の脅しに屈することなく、人々の暮らしを向上させるための社会主義建設を前進させています。
日本のメディアは、本当の共和国の姿など全く報道せず、中国や共和国の「脅威」を誇張し、政府はそれを米軍基地の必要性と自衛隊強化を正当化する手段に利用しています。日本は米国追随の政策を改め、共和国と一日でも早く友好関係を築くべきです。
そのためにも、私たちは労働組合としてこの社会を変革する運動を前進させる必要があります。今回の訪朝ではそのことを学ぶことができました。
参考
万景台 .wikipedia.org
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