
エルおおさかで第7期沖縄意見広告報告・関西集会が開催され、関生支部組合員をはじめ、関係団体・個人、賛同者など280名が集まり、会場は超満員となった。
冒頭、沖縄で起こった元海兵隊による強姦殺人事件の被害者を偲び、参加者全員で黙祷を捧げた。
集会は、はじめに主催者を代表して沖縄意見広告運動の武代表世話人が挨拶。「全国から9千件を超える賛同をいただき、第7期沖縄意見広告は大成功した。〝普天間基地閉鎖・辺野古新基地建設白紙撤回・安保破棄〟を実現するまでこの運動を継続・発展させたい」と決意を述べた。 |
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朝日新聞・琉球新報・沖縄タイムスに掲載 |
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続いて、ヘリ基地反対協議会・安次富共同代表が講演。安次富氏は「今回の事件を受け、私たちは軍人軍属を基地外に出すな、地位協定を改めろと要求し、それができないのなら〝全基地撤去〟しかいないと言っている。6月19日の県民大会では沖縄経済界も含めてそれを訴える。これが沖縄の民意だ」と訴えた。 |
「全基地撤去!」と発言 |
続いて、特別ゲストである元米陸軍大佐・国務省外交官のアン・ライトさんが講演。アンさんは「29年間米陸軍に在籍した者として今回の事件について深く謝罪する。沖縄の人々が日米両政府に立ち向かい、新基地建設を止めていることは画期的な出来事であり、心から尊敬する。さらに、今後、全世界の反基地団体とのネットワークをつくってほしい。私も沖縄をはじめ国外にある800の米軍基地を閉鎖させるための活動を粘り強く続けていきたい」と発言した。
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歌と演奏で盛り上げ
この後、「埋め立てNO!オスプレイNO!」全国キャラバン隊の川口真由美さん・春間げんさんによる歌と演奏へ。「命どぅ宝」「座り込めここへ」など辺野古・ゲート前でもお馴染みの歌を熱唱。参加者も歌を口ずさみ、手拍子でリズムをとっていた。さらに、司会者が「第8期へ、これからの活動(案)」を読み上げて全員の拍手で確認。最後に、服部良一元衆議院議員から閉会の挨拶を受け、集会は成功裏に幕を閉じた。 |
第8期の運動を確認し閉会 |
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