各地の青年労働者が結集し決意を述べる
集会は、大阪市職員労働組合からの基調報告でスタート。「8・6ヒロシマ暴処法弾圧と港合同昌二金属支部への解雇攻撃に絶対に勝利し、戦争を止めよう」と訴えました。
次に港合同昌二金属支部の書記長は「那須電機鉄工社のあからさまな組合潰し攻撃は絶対に許せない。必ず勝利するまで闘いぬく」と決意表明をしました。
関生支部からは、執行委員が「湯川委員長への懲役10年の求刑を必ず粉砕する」と決意表明。続いて、A執行委員からは、1年以上も続いた自宅待機命令は違法だと判断された勝利判決を報告しました。
集会に駆けつけた、高槻医療福祉労働組合、全国水平同盟、八尾北医療センター労働組合の代表者が登壇し、「関西青年労働者集会」の下に結集した青年らが決意を表明しました。
8・6ヒロシマ弾圧は戦争前夜そのものだ
昨年8月6日の原爆ドーム前での集会では「広島市職員を集団暴行した」という、ありもしない事件をでっちあげ逮捕された5名の仲間が、長期勾留を強いられています。
これは、明らかな反戦運動潰しであり国家権力の弾圧です。ウクライナ軍事支援・ガザ虐殺・戦争反対の運動が世界中で拡大していくなか、日本各地に広がった反戦運動を潰すために声を上げる行動する労働者を弾圧する。まさに「戦争前夜」という言葉の通り、戦争はすぐそこまで確実に近づいているのです。
昌二金属 (仮名) ニュースよると
今年の8・6広島では、広島市が「反戦集会は一切させない」とし、平和記念公園を完全封鎖、反戦集会潰しの厳戒態勢を取ります。
当日はアメリカに加えイスラエルを招致し、ロシアを排除すると発表。そこで語られる平和とは、世界平和ではなく、戦争で金儲けを目論む「侵略戦争表明」なのです。
「台湾有事」を作り出し、言葉巧みに煽ってアメリカの国益のための中国に対する侵略戦争なのです。それは、アメリカ軍司令官が「台湾有事の際には多数の機密装備を使い、台湾海峡を数千の無人兵器による地獄絵図にしたい」と発言していることに顕れています。もし台湾海峡が地獄絵図になれば、沖縄に戦火が広がり再び沖縄が犠牲になるのは明らかです。
沖縄では、米軍と日本政府が少女への性的暴行事件を3ヵ月にわたって隠ぺいしていたことが発覚しました。沖縄の悲劇は繰り返される一方です。
日米政府による中国侵略戦争は絶対止めなければなりません。
世界中の労働者が団結した反戦運動が必要です。労働者を戦争動員に送り込もうとする政府に対し、全国の労働者が職場で「戦争反対?戦争協力を拒否する」と声をあげ、行動することで戦争を阻止することができるのです。
戦争が始まれば、真っ先に動員されるのは青年労働者です。そんな青年労働者が反戦運動に立ち上がることが戦争を止められる唯一の手段なのです。
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