愚かで危険な政策を終わらせよう!
3月10日「さよなら原発!2024関西アクション」に参加しました。福島の原発事故から早くも13年の月日は流れました。中之島公園にある女神像前には、寒空が広がる中、労働組合や市民団体をはじめ、700人にもおよぶ結集で川沿いの公園を埋め尽くしました。
開会の挨拶でスタートした集会では「脱原発トークライブ」で登壇した、おしどりマコ・ケンさんのお話に、参加者が真剣に聞き入っていました。
東京電力定例会見に出席し、2011年から取材を続けていて約1400回を超える会見に出席し、時には記者会見場に、マスコミ関係者が1人もいないなか、おしどりマコ・ケンさんだけだったというエピソードや、裏話が印象的でした。
福島では、未だに多くの被災者が苦難の生活を強いられ、360人を超える子どもや若者たちが、甲状腺がんに苦しめられています。
岸田政権は、日本に住んでいる人々の命や健康は顧みず、金儲け優先の原子力回帰政策を強行し、新増設、再稼働、運転延長、汚染水の海洋放出など、「脱原発」や「クリーンエネルギー」といった取り組みに一歩も二歩も遅れ、それどころか、時代に逆行するような原発推進政策を突き進めています。
何十兆円もの税金をつぎ込んで、危険極まりない核燃料サイクル政策をなぜ続けるのか、20万トンの使用済み核燃料や、45トンのプルトニウムをどうするのだろうか?
日本の原発事故を見て、世界で初めに脱原発政策に舵をきり、2023年に脱原発を達成したドイツ。
海に囲まれて、今も各地で頻繁に地震が起きている日本。そんな地震大国に原発推進政策は自殺行為であることは明白です。
それにも関わらず、49年も48年も超えるであろう老朽原発を再稼働し、脱原発や再稼働反対の大多数の声を無視し、原発依存社会への暴走をゆるめません。
市民が力を合わせて反対の声を強め、この愚かで危険な政策を一刻も早く終わらせましょう。
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