憲法改悪反対・平和憲法を守ろう
5月3日の憲法記念日では、世界に誇れる現在の日本国憲法を守ろうと、全国各地で護憲集会が開催され、大阪では「輝け憲法、平和といのちと人権を」というテーマで、5・3おおさか総がかり集会が、扇町公園で5000人以上の人を集めて開催された。
この5・3総がかり集会はオープニング・ライブからはじまり、音楽を通じて戦争反対、人権・平和を守ろう、平和憲法を守ろうと呼びかけられられた。 開会挨拶に立った、大阪憲法会議・共同センターの丹羽徹氏は「77年前に誕生した日本国憲法は、今なお元気で人々の生活の支えです。しかし10年前、安倍内閣によって、憲法を無視した集団的自衛権を容認し、日本を戦争のできる国へと変えていった。戦争は、人権と民主主義を破壊するもの。やがては人々を傷つけ虐殺に追い込んでいくものになって行きかねない。今私たちは全ての人々の平和を守るためにも日本の平和憲法を守らなくてはならない。今年も憲法記念日の今日、ここ扇町公園から多くの人たちに憲法改悪反対、平和憲法を守ろうと呼びかけて行こう」と力強い発言があった。
戦争政策に進む政権
メインスピーチには、ピースボード代表・川崎哲氏は、「終わりの見えない戦争―平和をどう創りだすのか」というテーマで話され「世界は、いま第3次世界大戦1歩手前にいる。現在、ロシアとウクライナの戦争、イスラエルによるパレスチナガザ地区の人々への虐殺攻撃など人権を無視した悲しい出来事が起こっている。日本では、岸田内閣が敵基地への先制攻撃容認や武器輸出を認めることを閣議決定し憲法を蔑ろにしようとしている。憲法9条は人々の平和と暮らしを守るために絶対改悪させてはならない。今日、平和の大切さ、憲法の大切さを確認しあった気持ちを声に出すことが大切。家庭や学校・職場に持ち帰り、平和の大切さを広げ、一人ひとりが声をあげていくことが大切なことである」と呼びかけられた。
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