ユニオンに加入し、団体交渉で転籍命令取り消し。即解決

この会社は、大阪市を中心に関西全域でビルメンテナンスの業務を展開しています。
そこで従業員として働く、佐藤(仮名)さんが連帯労働組合に加入し、公然化を行いました。
組合に加入した動機は、6月に突如、会社が佐藤さんに対して関連会社への転籍を命令したからです。
この転籍命令は、今まで実績を積み重ね、築き上げてきた功績を、会社が奪い取り、佐藤さんだけを追い出そうとするものでした。
佐藤さんはこのことに怒りを感じていました。
そんな時、以前に北大阪Aブロックの仲間が配布していた労働相談のビラを見て相談し、組合に加入することを決意しました。
第1回団体交渉で、会社は佐藤さんに対する転籍命令を取り消し、従前と同じ作業を約束しました。
佐藤さんは「労働組合に入って早急に対応してもらえたことに感謝しています。同時に、組合員として今後も宜しくお願いします」と感想を述べてくれました。
くさりNO.761より |