
名古屋ブロック
外国人労働者の要求を実現!
1月に組合事務所へ愛知県在住のペルー人のアルベルトさん(仮名)が訪ねてきました。
アルベルトさんは、一昨年までK工業に勤務して、広島の造船工場での溶接作業などに従事していました。
監督署に申告したら報復
時間外割増賃金が支払われない上、社長の横暴に我慢しきれず退職することにしました。
ところが、K工業は、アルベルトさんが監督署に割増賃金の支払いを申告したことの報復として最終月の賃金を支払いませんでした。
一方、申告を受けた三原労働基準監督署と広島労働局は、K工業が「時給の中に始めから割増賃金が含まれている」と言っていることを理由に是正勧告しませんでした。
連帯ユニオン 要求を実現!
組合は相談を受け、アルベルトさんの組合加入通知をK工業へFAX。さらに、造船会社および広島労働局と厚生労働省に電話をし、賃金を支払わせました。アルベルトさんは、「連帯ユニオンは頑張ってくれた!」と喜んでいました。 |