◆来賓挨拶(抜粋) |
![]() また、逮捕勾留された議員の報酬打ち切りについて、弾圧事件やでっち上げ逮捕をされた議員と本当に不正を行った議員とはきっちりと区別し、けしからん議員は本来大衆運動で落とすべきであると力説。 関生支部が共同制作した映画「アメリカばんざい」で、息子の戦死により反戦運動に立ち上がる母親や、女性兵士へのレイプが横行している事実が取り上げられていることを紹介。アメリカでは国家予算に占める軍事費の割合が40%ほどで、教育費は3%ほどにすぎず、女性の力で社会を変えることの重要性を訴え、あさがおに対する激励をいただいた。 |
![]() ワーキングプアと呼ばれる労働者がいる。日本は経済大国でありながら、年収200万円以下の人が1千万人いるという。派遣労働者は1000~1900万人。派遣は、本勤としてではなく、ピンハネして働かせる。ワーキングプアの増加は本勤の労働条件値下にもつながっている。背景にはグローバリズム、世界規模での大競争がある。小泉時代から規制緩和や行財政改革が始まり、大企業は儲かって地方や農業はつJぶされている。「限界村」などと呼ばれるところが増えている。現在の状況は、大企業だけもうかるシステムの結果である。 トラック・バス・タクシー・生コンに共通しているのは、構造不況業種であること。新規参入があり、使う人は少なく工場や車が多い。需給バランスくずれ、構造不況業種となる。38年前から増えている。タクシーは年金受給者の年寄りばかりで、パート収入よりましという女性も増えている。あのままでは各社ではどうにもならない。 私達は新しい人を雇うとき、最低年収500万以上。少なくとも生コンにはワーキングプアはいない。産業政策とは、1社ではなく、過去・現在・未来をみて、どうしたらそこで働く労働者のためになるのかを考え実践すること。中小企業と労働者のために産業政策を掲げている。だから大企業が反対する。しかし我々は闘う。闘うから警察権力が出てきたり、暴力団が介入してくる。組合幹部が体をはって闘っているから今の状況を守れている。 2007年10月31日判決の日、私がもうしばらく出てこれないことを望んでいる人々もいたようだが、執行猶予がついたことは闘う仲間にとっては確信になった。 大阪の生コンがしっかりすると、他の生コンにも影響する。何を解決すればよくなるか、方針をもっている組合は我々だけ。過去から学び、現実から本質を見抜く。生コンは供給過多産業。 ①集約、 ②セメント価格が上昇、生コン価格が下落。この下落をまともにする必要ある。 ③基盤整備、 ④この会社が赤字かどうかの原価意識が働いているかどうか。 ⑤政策立案・実行能力がない。 こららができれば、業界は弾圧があっても10年も20年も安定する。 運動には女性の皆さんの協力が不可欠。期待しています。 |