日々雇用労働者、女性、そして下請輸送業者・・・
弱い立場におかれた者の要求を実現 |
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私たちは、セメント・生コン業界で働く労働者が結集する労働組合「連帯ユニオン・関西地区生コン支部」です。
昨今、景気が上昇傾向にあるといわれながら労働者の家計や中小企業の景気回復が遅れ、社会における格差が拡大し二極化が進行。さらにセメント・生コン輸送業者など運送業者にとっては、過度の規制緩和によって市場競争が激化していることに加え、原油高騰やNox・PM法の施行などによってさらに経営が圧迫されているのが現状です。
従って、私たち労働組合は、セメント・生コン業界に従事する中小企業と労働者の「生きる道を切り開く闘い」として、行動なくして成果なしとの強い決意で経営者側と春闘要求を交渉。生コン関連5労組統一での旗・腕章闘争やゼネストを敢行した結果、賃上げ6500円のみならず、
日々雇用の仲間については、
①日額400円の賃上げ、
②残業代の切りすて禁止、
③休日割増手当の支給。
女性労働者については、
①各企業にセクハラ防止規定および窓口責任者の設置、
②安心して使える女性用トイレの設置など待遇の改善を9月末までに実施する。
下請業者(専属輸送ならびに傭車企業)の生コン輸送運賃についても、
①Nox対策費、
②燃料の高騰分、
③賃上げの原資確保
など負担増に見合うような運賃の増額をすることを大阪兵庫生コン経営者会と労使協定として約束。日々雇用、女性労働者、そして下請業者など弱い立場におかれた人たちの権利を大きく向上させました。
株式会社関西宇部は、企業としての社会的責任を果たし
08春闘協定を誠実に履行せよ! |
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協定が締結された4月2日以降、春闘協定の違反が続出したことから、私たち連帯ユニオン関西地区生コン支部は、誠実な協定の履行を求める要請活動を展開。多くの企業で労働者の権利の確保と生コン輸送運賃の引き上げを実現してきました。
しかし、株式会社関西宇部は、私たちの協定履行を求める要請に対し、きわめて不誠実に対応。「生コン輸送運賃」に係る協定に関して、「運賃を増額するか否かは未定である」「労働組合に回答する必要はない」との一点張りで、私たちの協定履行を求める要請にまともに応じようとはしません。既に輸送運賃の増額を
08春闘協定で約束し、運賃を増額する義務をおっているにもかかわらず、開き直っているというのが現状です。
私たち連帯ユニオン関西地区生コン支部は、労働組合を軽視して協定を誠実に履行しないばかりか、生コン輸送業者など業界の弱者をいじめ続ける㈱関西宇部の横暴を到底容認することはできません。
株式会社関西宇部の企業責任を追及し、08春闘協定の履行と、生コン輸送業者など中小企業の権益、そして生コン輸送に従事する労働者の生活権が確保されるまで断固として運動を継続する決意です。
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