
8月22日から1泊2日で高野山での部落解放・人権夏期講座に泊まりで奈良の組合員と共に参加しました。見たところ、講座には千人弱は来ていたと思います。2日で学んだことを忘れずにいかしていきます。

自死とは
初日は高野山大学松下講堂で「自死遺族として生きる」といった自死をテーマとした講義が行われました。
講師の田中さんは、約10年前に長男が自死で亡くなっています。
悲しみのなか、差別や偏見をうけることとなります。
賃貸不動産への賠償
「自死は気味が悪い」と賃貸住宅の配管、壁紙、風呂場、トイレなどほぼ全ての全面改装の請求や建て替え費用の請求も多く見られる。
また部屋で亡くなっていなくても(エレベーター前や病院に搬送され亡くなる)近隣住民が気味が悪がっているとの理由改装する例もあるそうです。
飛び降りた場合は、土の入れ替え請求なども。
遺族は悲しむ暇もなく、多額の損害賠償を請求されてしまうのです。
生命保険と住宅ローン
自死は故意の死であるため、免責期間は他の死より長く設定されています。
住宅ローンが残っていて、生命保険がおりずに、遺族に一括請求がくることも多数例があるそうです。他にも、自死者の遺族は精神疾患者が多いなど、意味不明なことを言われる。
正常な判断ができない人たちだから、遺族同士で直接接触するなと、支援者主催の遺族の会で言われるそうです。 また、遺体との対面も果たせず、何日も何度も事情聴取を受け、まるで犯罪者のような扱いをうけることも。
自死=借金・貧困ではない
マスコミなどでは、自死者は貧困により起こるという報道が多いです。しかし、それだけではありません。社会で精神的に追い詰められるなど、他人からの攻撃に耐え切れずに自死を選んでしまうこともあります。
次号に続く
南大阪・和歌山ブロック合同機関紙「南大阪・くろしお」より転載

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