
辺野古新基地建設 高江ヘリパッド建設の断念を求める12・2関西集会
12月2日、エルおおさかで「辺野古新基地建設 高江ヘリパッド建設の断念を求める12・2関西集会」が開催され、関生支部組合員をはじめ労組・市民団体など260名が結集した。

2016年12月13日、アメリカ軍の輸送機オスプレイが墜落 沖縄
大袈裟太郎氏撮影
■この日を闘いの起点に
冒頭、沖縄意見広告運動の武代表世話人は「日本では安倍が好き勝手なことをしているが、東北や沖縄など最も犠牲を受けている地域から闘いのうねりが起こっている。労組も徐々にではあるが闘う方向に転換しつつある。沖縄意見広告運動では前期を上回る賛同の獲得に向けて今日から取り組む。この集会を契機に闘いを強化しよう」と挨拶した。
次に、伊波洋一参議院議員が講演した。伊波議員は「北部訓練場過半の返還は当然で、すでに15のヘリパッドがありオスプレイがそれを使用している。新たに建設が進められているヘリパッドについては、オスプレイ使用前提の環境アセスがなされていない」と発言。さらに、「先日、沖縄にある在日海兵隊司令部で図上演習が行われた。それは、南西諸島を戦場とした図上演習だった。今の流れでいけば日本は戦場になる。力を合わせてこの流れを変えよう」と呼びかけた。

続いて、映画監督の三上智恵氏が講演。三上氏は「米軍属によって暴行を受け、生命を絶たれた21歳の女性を追悼する集会の冒頭で古謝美佐子さんが『童神』を唄った。古謝さんの『童神』の三番には、親が自分の子どもを守る『風かたか』(防風林)になりたいと思うとの歌詞がある。一方で、本土はまた沖縄を防波堤にして生き残ろうとしている。そういう二つの意味を込めて、次回映画のタイトルを『標的の島 -風かたか-』にした」と語った。
「基地建設を止める」その思いを一つに
■命懸けで建設を止める
沖縄現地報告として安次富浩氏が発言。安次富氏は「昔から沖縄にオスプレイを置くと決まっていたが、それを隠して普通のヘリコプタ-が来ると言っていた。日本政府は主権者である私たちを平気で騙す。
しかし、大阪の市民も松井や橋下のような人間を知事や市長にして差別を補完しているのではないか。大正区の沖縄人は『人類館事件』で差別を問うたのに、それが活かされていない。
翁長知事は2月にアメリカに行き、トランプに直訴する。安倍政権の策謀によって分断されてはいけない。日本を変えなければ平和な沖縄は実現しない。沖縄に来て闘うだけではなく、もっとそれぞれの地元で闘ってほしい」と語った。
また、同じく現地報告を行った関生支部執行委員は「沖縄戦の後、海や山があったからこそ自分たちは生き延びることができたと言って年配の人たちが那覇から何時間もかかる辺野古や高江に駆けつけている。自分も命懸けで基地建設を止める」と決意を表明した。
この後、主催・参加団体からの発言を受け、最後に戦争をさせない1000人委員会・大阪の山元一英共同代表の挨拶で集会は締めくくられた。

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